「舞妓さんちのまかないさん」に登場する、やさしい甘さの「かん」。
青森では、牛乳寒天のことを「ぎうにうかん」や「かん」と呼び、昔から親しみまれてきました。
特に、みかん缶を入れた牛乳かんは定番のおやつ。
ツルンとした食感とほんのり甘い牛乳の風味が、懐かしい味わいです。
今回は、そんな「舞妓さんちのまかないさん」に登場した牛乳かんを、おうちで簡単に作れるレシピで再現してみます!
ひんやり美味しい「かん」を作って、ほっとひとときを楽しみませんか?
20巻207話に登場!「舞妓さんちのまかないさん」の牛乳かんとは?
牛乳かんが登場したのは、「舞妓さんちのまかないさん」第20巻・207話。
暑さが厳しい京都の夏、キヨちゃんは夜遅くまでがんばる舞妓さんたちのために、冷たくて軽やかなお夜食を冷蔵庫で用意しました。
それが、「かん」と呼ばれる牛乳寒天・みかん缶入りのやさしいデザート。
「夜に甘いものを食べても罪悪感がない」「でもしっかり美味しい」
そんなバランスの良さに、ほっと癒された名シーンです。
「かん」がなんなのか謎に思う舞妓さんたちに、百はな(すーちゃん)が「牛乳の寒天」であると解読する、というクスッと笑えるシーンでもあります。
ツルンと美味しく作るコツ!牛乳かんを上手に固めるポイント
牛乳かんは手軽に作れるデザートですが、ちょっとしたコツで仕上がりに大きな差が出ます。
成功のポイント3つを紹介します。
寒天はお湯でしっかり煮溶かす
溶け残りがあると食感が悪くなるので、寒天は必ず沸騰してから1~2分は加熱しましょう。
牛乳は必ず温めてから、砂糖をしっかり溶かして加える
牛乳を冷たいまま加えると寒天が急激に固まり、分離の原因になります。
レンジで軽く温めてから加えるのがおすすめです。
砂糖は粒が残るとざらつくので、きれいに溶かしてから加えます。
みかん缶のシロップは後からゆっくり
寒天に酸味の強いものを加えると固まりにくくなります。牛乳や寒天がしっかり混ざったあとに加えましょう。
シンプルで優しい味わい!牛乳かん基本の材料
少ない材料で作れるのが牛乳かんの魅力。基本の材料を紹介します!
<材料>作りやすい量
- 牛乳…400ml
- 寒天…4g
- 砂糖…30g(お好みで増減可)
- 水…100ml
- みかんの缶詰…1缶(今回は350gのものを使用)
お好みで他の缶詰で作ってもおいしいです。
砂糖の量も自由に変えていいですし、はちみつや練乳を加えてもOK。
その際は、溶けやすいよう温めた牛乳に混ぜてしっかり溶かしてくださいね。
簡単&ひんやり♪牛乳かんの作り方
しっかり固まって、ひんやりおいしい簡単牛乳かんの作り方を紹介していきます。
寒天を煮溶かす
鍋に水と粉寒天を入れ、中火にかけて加熱します。
沸騰したら中弱火にし、へらなどで混ぜながら1〜2分しっかり煮て寒天を完全に溶かします。
寒天を完全に溶かすために、1〜2分しっかり煮る
温めた牛乳・砂糖を加える
別の容器に入れた牛乳を電子レンジで軽く温め、砂糖を加えてよく溶かしておきます。
それを少しずつ寒天液に加えて、全体を混ぜ合わせます。
冷たい牛乳を入れると寒天が急に固まりやすいので、必ず人肌程度に温めてから!
寒天液にみかんのシロップを加える
さらにみかんシロップを加えます。
酸味の強いシロップを先に加えると寒天が固まりにくくなるので、寒天が完全に溶けてから加えます。
寒天は、酸味の強いものを先に加えると固まりにくくなるので、寒天が完全に溶けてからシロップを加える
カップにみかんの果肉を入れる
お好みのコップやガラス容器にみかん缶の果肉を先に分け入れます。
見た目がきれいになるように、ガラスの側面に沿わせて配置するとおすすめです。
寒天液を注いで冷やす
寒天液の粗熱が取れたら、みかん入りのカップにゆっくり注ぎ入れます。
冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やせば、ぷるんと固まって完成!
スプーンですくってそのまま食べられる、見た目も涼しげなカップデザートに。
暑い日や夜食にぴったりの、やさしい甘さのひんやりスイーツです。
まとめ|「舞妓さんちのまかないさん」の牛乳かんおうちで楽しもう
冷たくてやさしい甘さが心地よい「牛乳かん」。
作中のように、暑い日や夜食にぴったりなデザートです。
手軽に作れるのに、きちんと癒される味わい。
キヨちゃんのように、誰かを思って作る“ひんやりまかない”は、きっと食べる人の心も涼しくしてくれると思います。